桜の花は和みと優雅さを与えてくれる、

私たち日本人にとっては特別な花なのかもしれません
今年は春先長引いた寒さのせいか、開花が遅れてこれから見ごろを迎えますね。
桜の花の咲く季節になると家でじっとしていられなくなり、
満開を求めて桜の名所へと足を伸ばしたくなります。
ところが目指したところへ行くと、桜の木の下のあちこちにビニールシートが敷かれ、
大声を張り上げている酔客でいっぱい、といった光景に遭遇して
静かにわびさびを感じながら桜を愛でようと思って出てきたのに・・と
がっかりすることもあります

“花より団子”には愛嬌がありますが、“花よりお酒”には時に毒があります。
春とはいえ、まだ今の季節は“花冷え”とも言われて、特に夜は結構気温が下がります。
こんなとき寒気にさらされての夜桜の下の宴席は中高年者、
とくに心臓疾患や高血圧のある人には命を脅かすことにもなりかねません。
アルコールには利尿効果がありますので、大量のアルコールを飲むと脱水状態になり、
血液が濃縮されて固まりやすくなり、結果血圧は上昇します。
この状態は脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなります。
しかも今頃のシーズンになりますと歓送迎会などいろいろな飲み会があり、
“一気飲み”で急性アルコール中毒になり命を落とす若者も出てきます。
“ほどほどに、薄めの酒を少しづつゆっくりと、食事を摂る事も忘れず”
春爛漫のこれからの季節、今年の桜を存分に楽しみましょうね

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